男性の背中一面、額付きの甲羅彫りで彫らして頂いた、鳳凰の刺青・タトゥーデザインです。
長野県諏訪からコツコツと通って頂いたお客様です。
背中一面は鳳凰、腕は観音様と蓮と梵字、胸は生首と般若、両脇腹は龍、胸割の隙間に文字を彫らして頂きました。
両腕に続き彫らして頂いた背中一面・黒一色の千手観音の和彫り・刺青デザインです。
「十一面千手観音」「千手千眼観音」「十一面千手千眼観音」「千眼千臂観音」など様々な呼び方がある千手観音は、観音菩薩の変化身で六観音(真言系)の一尊です。
腕に続いて背中一面に彫らして頂いた、弁財天と蓮の刺青・和彫りのデザインです。
元となったヒンドゥー教の女神・サラスヴァティーが川(水)の女神なので水辺周りに祀られていることが多く、吉祥寺の井の頭公園にも井の頭弁財天があります。
元は「弁才天」と書き才能の神(特に楽器・琵琶を持っているので音楽の神様)でしたが、
次第に「弁財天」と書くことも多くなり財宝神として信仰されるようになりました。
背中に天女と白筋の龍、脇腹に風神雷神、腕に龍と鯉で彫らして頂いた胸割りの刺青・和彫りのデザインです。
真面目に淡々と通って頂いたので二年と少しで仕上がりました。