女性のお客様に彫らして頂いた「龍と牡丹」の刺青デザインです。
女性なので和彫りの額ではなく「額風の背景」で、
龍と牡丹の筋彫りは白筋で厳つくなり過ぎないデザインにしました。
最近は和彫り・和柄を好む女性のお客様が増えてきたので
「額では無い和風の背景」や「浅めの額」なども掲載していきます。
女性のお客様に彫らして頂いた「龍と牡丹」の刺青デザインです。
女性なので和彫りの額ではなく「額風の背景」で、
龍と牡丹の筋彫りは白筋で厳つくなり過ぎないデザインにしました。
最近は和彫り・和柄を好む女性のお客様が増えてきたので
「額では無い和風の背景」や「浅めの額」なども掲載していきます。
鯉・刺青・和彫り
外国のお客様、しかも学校の英語の先生をされている方なので
ひかえ(胸)は無し・丈は短めです。
日本では人目を気にしなければいけないタトゥー・刺青、特に「和彫り」ですが、
母国イギリスでは大人気で、一時帰国まで完成させたいと一生懸命通ってくれました。
「唐獅子牡丹」は百獣の王である獅子と、百花の王である牡丹を組み合わせで、
「倶利伽羅」と並んで刺青の代名詞。
「牡丹に唐獅子」
百獣の王と言われる獅子ですが、ただ一つだけ恐れるものがあります。それは獅子身中の虫です。獅子の体毛の中に発生し増殖し、やがて皮を破り肉に食らいつく害虫です。しかし、この害虫は、牡丹の花から滴り落ちる夜露にあたると死んでしまいます。そこで獅子は夜に、牡丹の花の下で休みます。獅子にとっての安住の地が、そこに在ります。
背中一面の武蔵坊弁慶・立ち往生です。
誰もが知っている人物なので説明するまでもありませんが、
刺青のデザインとしては幼少期の「鬼若丸鯉退治」がポピュラーかもしれません。
ただやはり幼少期の強力無双伝説より、
「勧進帳」「立往生」などの義経への忠誠心こそが弁慶の魅力の真骨頂かと思います。
龍と唐獅子牡丹、額九分の和彫りです。
最初に抜きで龍
↓
抜きで唐獅子牡丹
↓
額で統一
和彫りは和風な雰囲気だけ合わせておけば
後から統一できるのも魅力の一つです。
(もちろん一枚絵で仕上げるのが理想ですが)
この方も次回upする時は胸割りになっているかもしれません(笑)